演技レッスンのポイント
Lesson5
【役へのアプローチ入門】
役の人生のほんの一端にすぎないということを覚えておきましょう。
書かれた台本のセリフの前にも、舞台裏ではずっと役の人生が続いてきたはずですし、台本の作品が終わった後でも、役の人生は死ぬまで続いていくわけです。
ですから、台本に書かれたセリフの前に、役の人生はどんなだったのかを想像して見ましょう。曖昧にではなく、具体的に。
イメージとして思い浮かべてベラベラはなせるようになると良いですね。
その時に「この役は〜」として話すのではなく、「私は」「オレは」というように第一人称で役のこれまでの経験、人間関係、好き嫌い、悩みその他をベラベラはなせるようになると良いですね。一人芝居のように。
役のシチュエーションを独白する練習は効果的です。
良い俳優というのは、台本に書かれていない部分を、特に自分が登場する前の役の人生をセリフのある部分の10倍以上練習するといいます。
役のシチュエーションがしっかりできていれば、台本に書かれたセリフを言ったり動いたりすることは比較的楽になっていきます。
役に深みをあたえるにはまず「役のシチュエーションを完成させる」ことです。
役として深みを感じられない一つの原因は「シチュエーション」が曖昧であることです。
役のシチュエーションを具体的にイメージして実感できる訓練をしましょう。
役には敬意を持ってアプローチしようとすること。
役を自分を表現する為の道具ではなく、役は独立して意志を持った一人の人間であると捉えてアプローチしていくことが大切です。
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Lesson1
【演技の基本は俳優の楽器の訓練】
Lesson2
感情は、【込める】ものではない。【生まれてくるもの】です。
Lesson3
【説明の演技】と【体験の演技】
Lesson4
【感情】にフォーカスしない
Lesson5
【役へのアプローチ入門】
Lesson6
【役へのアプローチの究極】
Lesson7
【役としての過去の経験をしてみる】
Lesson8
【セリフを自分の言葉に直してみる】
Lesson9
【役を正当化する】
Lesson10
【自分の感動を演じない・役として】
Lesson11
【演技がうまいとはどういうことか?】
Lesson12
【緊張と声の問題を解決する方法】