演技レッスンのポイント7
Lesson7
【役としての過去の経験をしてみる】
役が以前に体験した事、台本に書かれていることを、体験できることはなるべく体験してみましょう。
体感、体験をしておくことは、セリフのリアリティに違いをもたらします。実感が違います。
また、知らない言葉はインターネットなどを使ってきっちり調べましょう。
関連書籍、その台本に書かれている時代背景に関する本、テーマに関する本などをしっかり読みましょう。
また、そのテーマの体験者がいたらインタビューを申し込みましょう。
ブログなどで検索すると、いろいろな体験者がいるので、そういう人から生の声を直接聞きに行ったりすることも役へのアプローチにつながります。
演技において「曖昧さ」は敵です。
すべて事細かに具体的におこしていくことです。
また、現実世界ではなかなか体験できないこともありますね。
犯罪に関することだとか、時代が違う場面、相当にお金がかかることなど。
その場合は、インプロビゼーション(即興)を使ってアプローチしてみましょう。
何度もインプロビゼーションを繰り返していく事で、役の核がつかめたりします。
ただし、表現の為に行うのではなく、自分中に何が生まれるかを体験する為に行いましょう。
インプロビゼーションのやり方ですが、簡単な設定をします。
そして始まりと終わりを決めます。
スタートしたら、終わりに向かって即興を行います。
その即興の中でいろいろ体験したいこと、言ってみたいことをやってみて、自分の中に何が起こるのかを観察しましょう。
そうやって、想像力を使ってアプローチすることも大切です。
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Lesson1
【演技の基本は俳優の楽器の訓練】
Lesson2
感情は、【込める】ものではない。【生まれてくるもの】です。
Lesson3
【説明の演技】と【体験の演技】
Lesson4
【感情】にフォーカスしない
Lesson5
【役へのアプローチ入門】
Lesson6
【役へのアプローチの究極】
Lesson7
【役としての過去の経験をしてみる】
Lesson8
【セリフを自分の言葉に直してみる】
Lesson9
【役を正当化する】
Lesson10
【自分の感動を演じない・役として】
Lesson11
【演技がうまいとはどういうことか?】
Lesson12
【緊張と声の問題を解決する方法】